留学に来てよかったかどうか問題
こんにちは！またブログおさぼりしてしまった…
この４日間で、ノルウェーっぽい料理を友達がつくってくれたり（ミートケーキ）、フラットメートがトルティーヤパタタ（スペイン風オムレツ）をつくってくれたり、あと２万もするジャケットが破れたり、悲喜こもごも色々あったわけですが、
気付けばあと…
留学も5 days leftじゃん…!?
わー！なんだかんだ長かったような短かったような不思議な気持ち。色々乗り越えてきたから、もうだいぶトロンハイムにいる気がするけど、２か月なのか…すべての出来事は２か月の間に起ったのか…という気持ちです。
留学も残りわずか！というわけで、今日はこの２か月のまとめ的な記事を書きたいと思います。まとめ的な記事を書いたら、自分の課題が見えて、あと5日をより楽しく過ごせると思うんだぜ！
留学のまとめ。ということで、留学当初の目的に立ち返るのがセオリーだよね！！（今つくったセオリー）
私の留学当初の目的、それは「来てよかったな」って思える留学にすること。なにそれ！ふわっふわしすぎ！トルティーヤパタタかよ！でも何十万というお金と２か月という月日を費やすと思ったら、誰もが思うことだと思う。
でも、ノルウェーに来て、友達が全くできなくて、教授の言っていることも「何をおっしゃっているんだか」状態で、毎日泣いてばかりで、思ったんです。「何をもって’留学来てよかった’っていうんだ…？」って。これからどう頑張ったら、最後には「留学に来てよかった」って思えるんだろうって。友達をたくさん作って楽しく過ごせたら留学来てよかったと思うのか？いや違う、遊んで暮らすためにきたんじゃない。じゃあ机にかじりついて研究を頑張ったら留学にきてよかったと思うのか？それは日本でもできるし、そもそも２か月という期間は研究で満足する成果を得るには短すぎる。
じゃあ何をしたら、「留学に来てよかった」って思えるんだろうって。
そう、トロンハイムにきて、４日後くらいには、私の「きてよかったと思える留学にしたい」という目的は、もうかなりぐらついていました。でも、何とかしようとしないことには何も始まらない。ということで、上で否定しときながらも、とりえあず目の前の研究とか友達作りを頑張り始めました。といっても「頑張ろう！」って気持ちになるのにも実は結構かかりました。そうだな、２週間くらいｗそれまではずっと、「どうしたら’充実した留学になる？’」「どうしたら改善できる？」と自問自答しては、迷宮入りして、落ち込んでました(笑)
今書くとどうして２週間も落ち込んでいたのか理解できなくて面白いぐらいだけど、、慣れないコミュニティーと言語っていうのは思いの外メンタルを削るもんです…。（この辺の理由もうちょっと考察して、いずれ記事にしたいですな！）
頑張ろうと決めてからは、日本語クラスに出たり、クラブ活動したりして、それなりに友達も増え、遊びに行く機会が増えました。研究もなかなか教授と方針があわず苦労しましたが、何回か書いているように、ミーティングに際し色々工夫することで、うまくいくようになり、成果が得られるようになってきました。
この流れで行くと、「結局のところ、否定しときながらも友達できたし研究もそれなりにうまくいったから、留学きてよかった！」ってなりそうだよね？ところがそうは問屋はおろさない！！！
大事なことは「日本語クラスに出たり、クラブ活動したり」そして「ミーティングに際し色々工夫をすることで」の部分、努力の部分です。
この記事ではあまり伝わっていないと思うけど、頑張り始める前までの私は本当に絶望的な状況で、ドラえもんだったら青くなっているくらい連日泣き続けていたわけです。あの当時どう考えてもこの状況は好転せず、私は泣いたまま日本に帰るんだと思ってた。その状況を、自分の努力で変えることができた。自分って、意外と根性のある人間なんだなって発見できた。そういう風に頑張れたことこそが、私が留学にきてよかったと思う理由です。自分、逆境でも工夫してそれを乗り越える力があるなあって！あ、これ就活に書こう…笑
ということで、最終的に「頑張ることができる自分」を発見できたから、「留学にきてよかった」と今は思っています。あれ、当初の目的は「あと５日間をより楽しくすごすために振り返って課題を見つけよ！」みたいなかんじだったのに、なんか自分の努力を自分で誉めるという自己満足な記事になってしまった…ぶれぶれ…まあこじつけると、「頑張る自分」の集大成を飾るために、月曜日の最後にミーティング気合いいれて臨みましょ！ということですな！！(笑)
ぶれぶれついでにあと３つ、留学にきてよかったと思うことがあるので語りますね。
〇忙しくしすぎた自分を反省できた
ノルウェーに来てからですね、不思議とやりたいことがぽんぽん思いつくようになったんです。アサシンクリードやりたいとかユーキャン習いたいとかくだらないやつですけどねｗ 日本にいたときは、なんでかやりたいことあんまなかったんです。なんでかなって考えたら、日本にいる間忙しすぎて、何かやりたいものがでてくる心の余裕するなかったんです。忙しいとは心を亡くすとよくいったものです…。特に、ノルウェーに来たのが10月末でしたが、遡って7月から10月末までの４か月間、正直あの期間にタイムスリップしなきゃいけないなら死を選ぶってくらい忙しかったです。明日が来るのが憂鬱で、震えながら寝てたこともｗ必要な時間だったと思うけど、もうやりたくない…。
ノルウェーに来て、一回日本での生活を離れなければ、自分に余裕がなくなっていることにも気づかなかったと思います。一回日本での生活から離れられてよかった…。日本戻ったら、できないことはできないと諦めて、休む時間をきっちりとり、もうちょっと心に余裕をもって生きたいと思います。
〇人と比べても意味ない！ってことに気付いた
上記に書いた通り、私の留学生活の最初はかなりうまくいってなかったわけです。でもそんなときでもFacebookにはほかの国に留学している友達の、ウェーーーイってしてる写真があがってくるわけですよ！皆うまくいっているのになんで私はうまくいかないんだろう…って苦しんでました
比較なんて無駄じゃん、よく言われることだけど、やっぱ比べちゃうよね。だって、何かを判断する時には、何かの基準がないとできないんです。例えば、「今日の私のテストは１０点だった」って言われても、何点満点かわからないと、いい点数なのか悪い点数なのかわかんないじゃないですか。
じゃあどうしたらいいんだろう。幸いにもノルウェーにいる間は上記に書いたように時間があったので、すこし考えてみたんです。そしたら、思ったんです。大事なことは「比べない」じゃなくて、「人と比べない」なんじゃないかなって。「昨日の私」と比べて、今日はうまくいったかどうか、っていうのを考えると、あれ、これ結構うまくいくし、毎日レベルアップしているかんじがする！って！このことに気付けたのも、これからの自分の人生の中で大きいと思います。
〇教授と喧嘩できた！
タイトル通りです(笑)ミーティングの際に、教授と意見があわず、かなり険悪になりました。
今までの私だったら、意見があわず険悪になったら、とりあえず教授にしたがってしまっていそうですが、私の持ち込みの研究なのに、イエスマンになったらだめじゃん！と奮い立たせて頑張りました。最初の方のミーティングでは、イエスマンになって、結局研究がぶれぶれになってしまった…という苦い教訓があったので…。意見があわず議論が停滞しそうになっても、教授がどう思うのかと、それについて私がどう思うのかをつたない英語で投げかけることができました。最終的にはなんとか結論にいたれたのでよかったです。
英語力低いくせに、いっちょまえに教授と渡り合おうという図々しい精神も、度重なるミーティングの反省がなかったら培えなかったと思います。
上でみっつって書いたのに、よっつめ書いちゃうよ！(笑)
〇私、思いつめすぎじゃね…？って気付いた
これはね、このブログ書きながら気づいたんですが、全体的に私、思いつめすぎじゃね…？たぶんこのブログ読んでる人も、「うわぁ…この人思いつめすぎ…」って思ってると思います(笑)でもこれが私なんで、これもう直らないです。一生このさゆみと付き合っていかなきゃならないんです。（元モーニング娘。'14の道重さゆみさんの名言）
だから私がこれからやらなきゃいけないことは、「自分が思いつめる傾向にある」っていうことを知っておくこと。で、また思いつめちゃったら、今回の留学のこと思い出して、それなりに工夫して頑張れば、自分には何とかできる力が備わっているって考えること。そうすれば、今回の留学みたいになんとかなるんじゃないかしら。
まあ思いつめるのも悪いことだけじゃないしね。思いつめて、こうやって色々考えながら頑張るとこが私のいいとこなんだと思う。思いつめず、「ま、いいか、これで満足」ってしてたら、今こんなに友達できてないし、研究成果もあがってないと思う。
わーつらつら書きましたが、結局ところ、自分の精神面を鍛えられた、とか自分の生活を見直すことができたという意味で、留学きてよかったな、と思っています。うわ！まとめると短！今北産業できるわ！！！
Anyway, 内面の問題って、何か大きい衝撃を受けないと、この歳になるとなかなか変わらないと思うので、本当に自分の人間性が向上した留学だったなと思います。それが成果。
こういう記事ってうまくかけないな！！笑 自分の文章力と表現力が低いっていうのも、このノルウェー生活、というかブログ生活で見つけた成果ですｗ日本帰っても何かしらの記事を書いて、文章力表現力を鍛えていきたいと思います…
とりあえずあと５日、最終ミーティングで教授に私の最終成果を伝えられるように頑張ります！
